@nifty 奇妙生物図鑑 より引用
http://portal.nifty.com/2008/04/01/link04/
貝の中にカニが入っているのはよく見かけるが、果物の中に魚が入っていることがあるのはご存知だろうか。
シロオレンジカクレウオと呼ばれるこの魚は、オレンジをはじめとするかんきつ類の果実に生息する魚である。
果実内の水分を利用してエラ呼吸を行い、果汁に含まれる栄養分で生命を維持する寄生魚である。
日本には生息せず、またかんきつ類の輸入元にも生息地がないことから国内ではめったに見られないが、地中海沿岸等では割にポピュラーな魚であり、スペイン南部ではこの魚が見つかるのは幸運のしるしだとされている。(茶柱が立つようなもの)
水分なしでは呼吸できないこの魚が、どのように果実内に入り込むかは解明されていない。鳥に運ばれる、幼生時に樹の幹の道管(水が通る部分)を泳いでいく、などの説があるが、いずれも十分に検証がされていない状態である。
なお、近親種として体表が濃い灰色のクロオレンジカクレウオも存在するが、こちらは植物への寄生はせず、流れの緩い河川で生活している。
http://portal.nifty.com/2008/04/01/link04/
貝の中にカニが入っているのはよく見かけるが、果物の中に魚が入っていることがあるのはご存知だろうか。
シロオレンジカクレウオと呼ばれるこの魚は、オレンジをはじめとするかんきつ類の果実に生息する魚である。
果実内の水分を利用してエラ呼吸を行い、果汁に含まれる栄養分で生命を維持する寄生魚である。
日本には生息せず、またかんきつ類の輸入元にも生息地がないことから国内ではめったに見られないが、地中海沿岸等では割にポピュラーな魚であり、スペイン南部ではこの魚が見つかるのは幸運のしるしだとされている。(茶柱が立つようなもの)
水分なしでは呼吸できないこの魚が、どのように果実内に入り込むかは解明されていない。鳥に運ばれる、幼生時に樹の幹の道管(水が通る部分)を泳いでいく、などの説があるが、いずれも十分に検証がされていない状態である。
なお、近親種として体表が濃い灰色のクロオレンジカクレウオも存在するが、こちらは植物への寄生はせず、流れの緩い河川で生活している。
最近のコメント